【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
裏切りの時間
約束通り、鬼神の総長の紅林斗真が一人で狼王の倉庫に来たみたいだ。
「何でだ?!…おい蓮、どうすんだよ?」
修が少し焦った様子で蓮を見た。
「どうするもなにも、行くしかねぇだろ。
美怜と莉央はここで待ってろ。
お前ら行くぞ。」
そう言って蓮が立ち上がり皆が向かおうとする。
「待って蓮。私も行く。」
「あ?何言ってんだよお前。良いわけねぇだろ。」
「だって……鬼神の総長は私に用があって来たんだもの。」
蓮を通り越して先に部屋から出た。
私の言葉に固まって皆は出てこない。
そのうちに私は下に降りて行った。
「何でだ?!…おい蓮、どうすんだよ?」
修が少し焦った様子で蓮を見た。
「どうするもなにも、行くしかねぇだろ。
美怜と莉央はここで待ってろ。
お前ら行くぞ。」
そう言って蓮が立ち上がり皆が向かおうとする。
「待って蓮。私も行く。」
「あ?何言ってんだよお前。良いわけねぇだろ。」
「だって……鬼神の総長は私に用があって来たんだもの。」
蓮を通り越して先に部屋から出た。
私の言葉に固まって皆は出てこない。
そのうちに私は下に降りて行った。