【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「すいませんお客様!すぐに拭きますね?」


店員はタオルで拭き始めた。


「…触んな。自分で拭く。」


女が必要以上に触ってくるから気持ち悪くてタオルを奪い取った。


…?一瞬誰か見ていた気がして後ろを振り返ったが誰もいなかった。


「お客様ぁ。あのぉ〜もし宜しければぁ…私の仕事終わったら…御礼して差し上げますよ?」


耳元で女店員が猫なで声を出した。
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