【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
同じことの繰り返し
この家で、目覚めが良かった日なんて一度もなかった。
けれど今日は昨日の出来事で初めて少しだけ目覚めが良かった気がした。
いつものように起きて誰もいない部屋で1人で用意された朝ご飯を少し食べる。
そしていつものように鬼神の倉庫に向かう準備をした。
昨日までなら鬼神の倉庫に行くのさえ憂鬱だったけど斗真に会うって思ったらそんなの吹き飛んだ。
軽く準備を済ませ玄関に向かう途中、あの人がいた。
「美怜おはよう。」
「…おはようございます。」
「今日も鬼神のとこへ行くの?」
「はい。」
「そう……楽しそうだね美怜?
仕方なく行くの?それとも……斗真に会いに行くの?」
「…別に。早めに戻ります。」
そう一言言って玄関を出た。
けれど今日は昨日の出来事で初めて少しだけ目覚めが良かった気がした。
いつものように起きて誰もいない部屋で1人で用意された朝ご飯を少し食べる。
そしていつものように鬼神の倉庫に向かう準備をした。
昨日までなら鬼神の倉庫に行くのさえ憂鬱だったけど斗真に会うって思ったらそんなの吹き飛んだ。
軽く準備を済ませ玄関に向かう途中、あの人がいた。
「美怜おはよう。」
「…おはようございます。」
「今日も鬼神のとこへ行くの?」
「はい。」
「そう……楽しそうだね美怜?
仕方なく行くの?それとも……斗真に会いに行くの?」
「…別に。早めに戻ります。」
そう一言言って玄関を出た。