【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
私は馬鹿なんだろうか。


きっと大馬鹿ものなんだろう。


結局これだ。


"同じことの繰り返し"。


何が守るだ。


何が終わらせるだ。


何一つまともに出来てない。


あの人の言葉を聞いとくべきだった。


どこへ行ったんだろう。


私を置いてどこへ消えたの?


側に居てはくれないの?


もう側にいれないところにいるの?


お願いだから無事でいて。


あの笑顔をもう一度、私に見せて欲しい。


笑顔じゃなくてもいいから、私の名前呼んでよ………斗真。


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