【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「あぁ、美怜か。どうしたの?」
彼……怜さんはこちらをちらっと見た。
「単刀直入に聞きます。斗真はどうしたの?」
「斗真…?さぁ…僕は知らないな。
斗真がどうかしたの?」
怜さんは薄気味悪い笑顔でそう答えた。
「とぼけないでっ‼︎……また、あなたなんでしょう?
また……私から…大切な人を奪ったんでしょ?!」
すると彼は、
「ふっ……あはははっ!
心外だなぁ美怜。
僕じゃなくて斗真が裏切ったんだよ。
族や組で裏切るってどういうことか一番わかってるのは美怜だろう?
裏切ることがどういうことかきちんと教えただけだよ。
違う?
まぁ言えることは斗真がどうなったかなんて僕は知らない、それだけだよ。」
…………裏切ること。
どうして……斗真…。
彼……怜さんはこちらをちらっと見た。
「単刀直入に聞きます。斗真はどうしたの?」
「斗真…?さぁ…僕は知らないな。
斗真がどうかしたの?」
怜さんは薄気味悪い笑顔でそう答えた。
「とぼけないでっ‼︎……また、あなたなんでしょう?
また……私から…大切な人を奪ったんでしょ?!」
すると彼は、
「ふっ……あはははっ!
心外だなぁ美怜。
僕じゃなくて斗真が裏切ったんだよ。
族や組で裏切るってどういうことか一番わかってるのは美怜だろう?
裏切ることがどういうことかきちんと教えただけだよ。
違う?
まぁ言えることは斗真がどうなったかなんて僕は知らない、それだけだよ。」
…………裏切ること。
どうして……斗真…。