【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
その後、言葉を交わさず部屋を出た。


自室に戻りベットにうずくまる。


どうしたらいい?


斗真はどこにいるの?


誰に……頼ればいいのっ…


そうだ…秋人に話そう。


そう思い携帯を出して秋人に電話を掛けた。


3コールで秋人は出てくれた。


『も〜しもし〜』

「秋人?!」

『美怜?どうかした?』

「助けて欲しいの!斗真が…斗真が‼︎」


自分の仲間だから絶対助けてくれる。


そう思った私の考えが甘かった。
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