【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
なんであんな奴と行かなきゃ行けないの。


だったら一人で行きたいし。


でも良かった。


自由に動けないから買い物しないとって思ってたんだよね。


私は適当に支度を済まして部屋を出た。


部屋を出ると壁に寄りかかる秋人がいた。


「準備できた?そんじゃ行きますか」


「何で行くの?」


「ん?何って今日は車って言われてるから」


そりゃあそうか。


私が逃げ出すかもしれないしね。


そんなことしないけど。
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