【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
どうして…。
貴方は私が欲しい言葉をくれるの?
信じてるに決まってる。
「信じてるっ……信じてるから…。
っ…言えないの!…。
私のせいで傷つく人を見たくないから…
もう誰も失いたくないから…!
すでに失ったのに。
だから…助けてなんて…言えないよっ‼︎」
私はボロボロ泣いた。
久し振りにこんなに泣いた。
蓮は黙ってその涙を拭ってくれる。
私が狼王に居ると誰かを失う。
それを分かってて図々しくいられる訳がない。
助けてなんて言える訳がない。
貴方は私が欲しい言葉をくれるの?
信じてるに決まってる。
「信じてるっ……信じてるから…。
っ…言えないの!…。
私のせいで傷つく人を見たくないから…
もう誰も失いたくないから…!
すでに失ったのに。
だから…助けてなんて…言えないよっ‼︎」
私はボロボロ泣いた。
久し振りにこんなに泣いた。
蓮は黙ってその涙を拭ってくれる。
私が狼王に居ると誰かを失う。
それを分かってて図々しくいられる訳がない。
助けてなんて言える訳がない。