【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「どうして…そう思うの?」
困った表情で見つめる直輝先輩。
「私の叔父は…神田の組長なんです。
彼は…私が大切にしたいもの全てを奪う男です。
私は浮かれていたんです…。
龍平達と、黒龍と出会って幸せで…離れたくない気持ちが強くて…
その私の欲のせいで…彼はそれを許さなかった。
だから…汚い手を使って…狙われたのが真輝くんだったんです。
だからっ…私のせいなんです!
責めるなら私を…責めてください…。
真輝くんを守れなくて…ごめんなさいっ…
ごめんなさい…」
私は直輝先輩に向かって頭を下げた。
こんなことしたって許されないのに…。
幸せに目が眩んでたんだ…
困った表情で見つめる直輝先輩。
「私の叔父は…神田の組長なんです。
彼は…私が大切にしたいもの全てを奪う男です。
私は浮かれていたんです…。
龍平達と、黒龍と出会って幸せで…離れたくない気持ちが強くて…
その私の欲のせいで…彼はそれを許さなかった。
だから…汚い手を使って…狙われたのが真輝くんだったんです。
だからっ…私のせいなんです!
責めるなら私を…責めてください…。
真輝くんを守れなくて…ごめんなさいっ…
ごめんなさい…」
私は直輝先輩に向かって頭を下げた。
こんなことしたって許されないのに…。
幸せに目が眩んでたんだ…