【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「んだよ…こういう時だけ総長命令使いやがって…」


「…蓮ずるいよ」


はると慧人はすっげー不満そうな顔を誰よりもしていた。


そんな2人の頭をポンと叩いた。


「帰ってくっから。

美怜と一緒に…な?」


2人は何も言わずただ黙って頷いた。


「話し合い中わりーな、邪魔すんぞ」


急に狼王の倉庫に入って来た奴らがいた。


それは……龍平たち。


黒龍のメンバーだった。
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