【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
あの人は絶対…嘲笑ってるはず。


そんなの私が許さない。


すると、遠くから大きな声が聞こえてきた。


始まったんだ。


私はただ黙ってソファーに座っていた。


大きな声はだんだん近づいてさらに大きさが増した。


みんな…無事でいてっ………


ーパンッパン…


微かだけど…銃声みたいな音が聞こえた気がした。


………嘘…………大丈夫…だよね?


信じなきゃ……絶対大丈夫なんだから!


少しの間……ううん。


だいぶ待った気がする。


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