【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
苦痛に耐えながら待っていると………


ーガラッ


「美怜‼︎」


そこに入って来たのは……組用のスーツ姿の大和くん、ひろくん、朝陽、日向さん、大河、遊河さん達だった。


「大和くん……皆…

…………蓮は…?」


なんで居ないの…蓮?


「蓮司は…大丈夫。すぐ来るよ」


ひろくんが安心させるように少し笑った。


「本当に…?ねぇ、私に嘘つかないでよ。

教えて!…蓮司はどこ?!」


私を見兼ねた日向さんが、


「美怜ちゃん、落ち着くんだ。」


優しく声をかけてくれた。
< 342 / 438 >

この作品をシェア

pagetop