【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「ママ、怜矢って?」
「ふっ…あはは!
怜矢は父違いの君の弟だよ美怜!」
怜さんが笑いながら小さな男の子を連れてきた。
弟?
「私に弟なんて…」
「これが事実だよ美怜。
姉さんは三年前、俺のところに急に来てね。
何かと思ったら金に困ったって。
お腹の中に子供ができて困ってるんだって…ふふっ…可笑しいよね。
自分で俺を見捨てたくせに。
俺にすがってきたんだ。
だから俺は姉さんを良いように使う。
これは姉さんの罰なんだよ…!」
なんて汚い人なんだろう。
すると、
「ママ〜ぁ」
弟…怜矢がママに近づこうとした。
「ふっ…あはは!
怜矢は父違いの君の弟だよ美怜!」
怜さんが笑いながら小さな男の子を連れてきた。
弟?
「私に弟なんて…」
「これが事実だよ美怜。
姉さんは三年前、俺のところに急に来てね。
何かと思ったら金に困ったって。
お腹の中に子供ができて困ってるんだって…ふふっ…可笑しいよね。
自分で俺を見捨てたくせに。
俺にすがってきたんだ。
だから俺は姉さんを良いように使う。
これは姉さんの罰なんだよ…!」
なんて汚い人なんだろう。
すると、
「ママ〜ぁ」
弟…怜矢がママに近づこうとした。