【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「ママ…それが聞けて良かった。

私ママに愛されてたんだ…

ありがとう。

私もママがずっと大好きだよ。

怜矢と仲良く…暮らしてね?

さぁ、その子を離して。

ママ達を解放して!」


怜さんは注射器を投げ捨てた。


「ふっ…ふはははははっ…いいだろう。

姉さん良かったね?

これで君たちは自由だよ。」


怜さんは腹を抱えて笑っていた。


「皆、ごめん。

助けに来てくれたのに…でも私は…大丈夫だから。

ママと怜矢お願いね?

それと…蓮にも…さよならって…

今までごめんって…「そんなの聞けねーな。」


え…?
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