【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
ただいま
「蓮!」
私が車に乗り込むと、蓮は目を瞑って座っていた。
「お前…怜奈さんとこに…」
「いいの!私は蓮といたいの!
怪我してるし…いいでしょ?」
「…たく………美怜」
蓮は私を見つめ笑う。
「何?蓮」
「………おかえり」
…っ……………
「ただいまっ………!」
そう言って抱き付いた。
「っ?!
いてぇ……」
「あ!…ごめん!大丈夫?!」
「………大丈夫じゃねぇな」
私は見逃さなかった。
蓮がニヤリと笑ったのを。
私が車に乗り込むと、蓮は目を瞑って座っていた。
「お前…怜奈さんとこに…」
「いいの!私は蓮といたいの!
怪我してるし…いいでしょ?」
「…たく………美怜」
蓮は私を見つめ笑う。
「何?蓮」
「………おかえり」
…っ……………
「ただいまっ………!」
そう言って抱き付いた。
「っ?!
いてぇ……」
「あ!…ごめん!大丈夫?!」
「………大丈夫じゃねぇな」
私は見逃さなかった。
蓮がニヤリと笑ったのを。