【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「みーちゃんおはよぉ〜」


「はよ、美怜」


「慧人、はる!おはよ!」


2年生になっても、私達は変わらず同じクラスだった。


そしていつも通り授業を受けた。


学校が終わると私は真っ直ぐ家に帰る。


怜矢にすぐ帰ると約束したから。


蓮は族のこととかで遅く帰ってくる。


3年生になった蓮は族の仕事だけじゃなく、組の事にも少しずつ関わるようになった。


卒業したら、蓮は片桐の若として働く。


そのうち片桐を継ぐと言っていた。


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