【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
そんな話をぺちゃくちゃしていると、


「あの…そろそろお時間でございます」


女の人が声を掛けた。


「あ、そうだね!

じゃあ美怜…後でね?

転ぶなよ〜」


「みぃ、綺麗よ!

頑張って!」


莉央、凛ちゃんは何気にプレッシャー掛けながら出て行った。


私は女の人に連れられ部屋を出た。


少し歩くと遠くに人が見えた。


あれって…………


「ひろくん?!」


黒いタキシードを着て、扉の前に居たのはひろくんだった。
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