【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「ママ、ごめんね?

怒っちゃやなの」


うっ…誰だこの技教えた奴!


「ママ、怒ってないよ?

光翔は偉いね〜」


「ありがとママっ」


そう言った光翔は私のほっぺにチューした。


か、可愛い〜!


「あ、こら光翔。

それはいくらなんでもダメ」


……この男は。


本当に子供にも容赦ないわね。


そう。


子供。


私と蓮の。3年前に産まれた私達の天使。


可愛い宝者。
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