【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「うわぁ、蓮!!海っ!!」


はしゃぐ私に、


「あぁ。ここなら落ち着いて話せると思ってな?」


…?!…そっか、蓮は分かってたんだ。


私が何か言いたいことがあるって。


「取り敢えず座るか」


海の近くの階段に隣に並んで座った。


どちらも話すことはなくただ海を見ていた。


蓮は私が話してくれるの待ってるんだ…


言わなきゃ。単純なこと。
< 45 / 438 >

この作品をシェア

pagetop