【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
すると蓮はボソッと、


「俺がお前の家族作ってやるよ」


何を言っていたのか正直聞こえなかった。


私は蓮に聞き返そうとしたら襖を蓮が開ける。


「あ!来たきた!みぃちゃんこっちこっち!!」


ゆーちゃんが奥の方に居た。


って言うか…なんか人がたくさんいる。


厳ついお兄さんばかり。


その奥の方に真ん中がつーくん隣にゆーちゃん、つーくんの反対隣に凛ちゃんが居た。


蓮はズカズカと奥の方に進んで行ってしまった。


え!ちょっ…蓮〜…


ていうか私どこに座ればいいんだろう。


こういう時って端っことか?


悩んで居た私はまた扉の前に突っ立っていた。


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