恋、してもいいですか?





「ほら!!口開けて!!」

私はお粥をスプーンですくって先生に食べさせようとしている


あいからわず先生はしかめっ面でお粥を見ている

理由は...


言わなくてもわかるだろう


「食えないもん入ってないよな...」


「入ってないから食べて!!」


「食欲ねぇ」


「食べなさい」


そう言って私は先生に無理やり食わせる

その隣で優那は

部屋の掃除をしていた



「はい、あーん」


ぱくっ


小さく口を開けて食べる

いつもの先生の元気はどこへ行ったのやら...


その行動に

優那が

「なんか可愛い」

そういうと

「うるせー黙っとけ」

なんて言うけど

こっちから言わせてもらうと

顔赤いし小さい声だから余計可愛く思えるんだけど...


「早く治してね」

「あぁ...分かってる...」

それで朝食は完了だ!!


さて...次は何しよう...




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