ヒミツなんだからね
ゆうSIDE
自己紹介か、なるべく男の子のように。
はぁ。なんか疲れるな。
『おい。新井。』
後ろから知らない声がした。
『はい…』
『俺、ゆうとだから。よろしくなっ⁉』
『はいっ!』
元気にニコッと笑った。
一瞬ゆうとの顔赤くなったけど。
大丈夫かな?
なんか、フレンドリーな人だな。
声かけてくれてうれしいかも!
『おい。ゆうと何してんだよ。』
『あー。りゅう。あいさつだよ。』