ナンパ男との恋【番外編】
けれど、行くと言ってしまった手前
行くしかないわけで・・・
早速、その日の夜
「あの、輝樹・・・」
こういう事を話す時って
変な緊張をしてしまう・・・
「んー?」
雑誌を見る手を止め
私の方に目を向けた。
「土曜日なんだけど・・・」
「土曜日?」
「同窓会行ってきてもいい・・?」
「は?何それ?」
一気に 不機嫌モードに突入した。
「中学校の同窓会なんだけど・・」
「つー事は 当然
男もいるんだよな?」
それは・・共学だから当然で・・
「うん・・・・」
この沈黙 すごく苦手だ・・・・