ナンパ男との恋【番外編】
「ほら、行くぞ」

「え?どこ・・・に?」

「病院」

「びょ・・・えっと・・・
あの・・・私は
寝てれば・・・はい・・」

「寝てて治るレベルじゃねぇつーの」

「・・・でも、大丈夫」


「そういや・・・・
へぇ・・・?
なるほどね・・・」


何かを考えたように
含み笑いを浮かべ
私の寝ている横に座った。


「春菜さぁ?・・・」

「なに・・・・」

布団に 少しずつ潜る私・・・


「病院嫌いだろ?
しかも 普通の
嫌いってレベルじゃねぇくらい」


「そ、そんな事・・・
子供じゃあるまいし・・・」


「ふぅん?じゃー行くか?」

「だから、寝てれば・・・
大丈夫」

「そんなのは
行かない理由になんねーの。
正直に言えば
まぁ・・・
考えてやってもいいけど・・?」


・・・意地悪。


何、その顔・・・


すっごくむかつくんだけど。

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