ナンパ男との恋【番外編】
「何かねぇのか?」

歩き回って考えるけれど
やっぱり、
ほしい物なんて思いつかなくて・・

そもそも、

私が一番ほしかった
輝樹が 私の隣にいるわけだから
ほしい物なんて考えれるはずもない。


「何もないんだけど・・・」


そう言う私に


「春菜が決めるまで
帰らねぇからな?」


予想通りの言葉が返ってきた。


私としては
輝樹と こうしていれるなら
この時間も 幸せなんだけど・・・


輝樹は・・・


毎日 寒い中仕事して・・・


せっかくの休みなのに
こんなに歩き回って・・・


疲れなんて とれないよね・・・




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