ナンパ男との恋【番外編】
「来れたら・・・はい・・・」
「うん、じゃ・・・
あっ!連絡先とか・・・」
「あー・・・ごめんなさい・・」
もう謝ってばっかだ・・・。
「そっか、じゃ
また成人式でね。
ばいばい」
「ばいばい・・・・」
輝樹の座ってる場所の前で止まると
「連絡先教えなくて良かったんだ?」
会話が 丸聞こえだったらしく
完全に
不機嫌モード突入中・・・。
「うん・・・・」
「成人式楽しみだな?
春菜狙いばっかだろうけど?
・・・・
っやっぱ・・・・
帰るぞ。」
「え?」
そう言うと
勢い良く 私の腕を
痛いほどの力で掴み
車に乗り・・・
終始 沈黙のまま
マンションへと帰った。