ナンパ男との恋【番外編】
「春菜、今夜 健二達と一緒に
飲み行かねぇか?」


「飲み・・・って
お酒・・?」


「あぁ、もう成人したんだし
堂々と飲めるだろ?
それに、俺がいる時しか
飲ませられねぇし・・・」


「うん、じゃー行く」


疑いもなく
そう笑顔で言う春菜を見ると
胸は痛むが・・・。



実行にうつした。



最初は 初対面という事もあってか
全然会話もなく ただ
黙々と食べて、飲んでいたが


段々、酒が回ったのか
話し始めた。


その頃、ちょうど

春菜と香代がトイレだと席を立ち


「先輩、何企んでんスか?」


「ん?別に・・・?
たぶん、あの女
春菜に 何か ちょっかいかけてるはずだからな・・・
とりあえず 春菜に酒勧めて飲ませろ」


「あ、はい・・・
けど・・・大丈夫ですかね?
結構 飲んでますよ?」


「たぶん 自分でセーブしてるはずだしな。
心配しなくても 俺が面倒見るって」


そんな会話の直後

2人が帰ってきたが・・・




やっぱり
トイレで何か言われたか・・・

明らかに 春菜の様子がおかしい。








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