ナンパ男との恋【番外編】

「ちょ・・・もう!何なの・・」


「あははは いい湯加減だろ?」


「湯加減も何も
服着たままだってば・・・」


「じゃー 脱がしてやるよ?」


そう言いながら
ボタンを1つずつ外していくけど


「ちょ、ちょっと待って・・?
ね、輝樹。私 大丈夫だから」


輝樹の手を握り
必死で食い止める私・・・


「何で?」


「えっと・・・じゃあ
私 さっと お風呂入るから
輝樹は 上がってて・・?」


「だから脱がしてやるって」


「大丈夫、大丈夫だから・・
自分で脱げるから・・」


こんな 明るい電気の下で
裸体をさらすなんて

私には 恥ずかしすぎて

とてもじゃないけど無理だ。



「あー、今日は
誰かさんが 迷子になったから
探すの大変だったんだよなぁ・・」



・・・今のタイミングで

その事を言うって・・・


それって・・・

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