ナンパ男との恋【番外編】

「顔見せろ」

手で覆い隠そうとする私の手をどかすと

「ったく、
ほんといつになったら
慣れんだよ?」


そう笑いながら
唇が近づき


「ほら、口開けて 舌出して」

「ん・・・っ」


輝樹が飲んだお酒の匂いと
香水が

私にまで伝わってきて

キスだけで クラクラする。


「おっ、ようやく
スイッチ入ったか?」


スイッチって・・・

意味わかんないし・・・


「さーてと、じゃ
ベッドに
お姫様を連れていくか」


そう楽しそうに笑うと

そのまま 

その名の通り

お姫様抱っこをされ


「え?うそ、や、やだ」


・・・・ベッドに投げられた。
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