ナンパ男との恋【番外編】
ようやく 土曜日になり・・・

朝返すとは限らないわけで

ここは ガマンして夕方だ。

そして、

夕方行ってみると・・・


・・・あった!

3本しかなくて
また借りられてしまってるけど・・・

仕方ないし・・・

続きが観れるというだけで
今の私には うれしい事だ。


ウキウキ気分で
カウンターに持って行くと


「ようやく借りれましたね~」


「あーはい・・・」


この店員さんは苦手だから
避けたいというのが本音なのだけど


私が この人の勤務時間に来てしまうから こればかりは仕方がない・・・。



「どのキャラが好きなんですか?」


「あの・・・
髪の長い女の子とか・・」


「あー分かります。
でも 5本目くらいから
たぶん変わってきますよー」


「え?うそ!?」


「ほんとほんと。
一気に観た方が 意味分かるんで
休憩なしで観た方がいいですよ」


「そうなんだ・・・
じゃー頑張ってみます」


「がんばってください」


人見知りの私が
思わず

話に乗ってしまった・・。


さすがに 

共通の話されちゃうと・・・


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