ピンクの海と紫な空
『……レイ…何でチュカの事シカトしたの…?』

何かを悟ったように聞いてきたのはアダチ

『ん?別に?いやーマイがさー今日の朝、チュカがEクラのイケメン晃平君とラブラブ登校してたって言ってたから、ちょっとイジメてみたぁ』

って俺は軽く行った

したらアダチの顔がいきなり冷たくなった

ただでさえ美人で近寄りがたいのに


『……あんたって……ぇ…』

『へ?』

よく聞こえない


『チュカに謝りなよ』


冷たくそういいはたち、アダチは俺の斜め前の席に戻って不機嫌そうにケータイをいじっていた



……なんで?


俺は首を傾げながらトイレに向かった
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