ピンクの海と紫な空
チュカは一通り俺にゴロゴロして教室を出て行った。



正直、こーゆーこ他に何人かいる



俺は授業開始して10分位でコッソリ抜け出し
立ち入り禁止
とかかれた札をシカトして屋上への階段をのぼった



『チュカー…寝てんの?』


お菓子を手にしてチュカさんは寝ていた
俺はチュカの顔を覗き込んだ


『…ねたふりすんな』


チュカはゆっくり目を開けて俺の唇を甘く溶かしていく


チュカに限らず、女の子の唇は甘いお菓子みたい


『レイ…すきぃ』


チュカは細い指先で俺の唇から首にかけて優しくなぞる

俺の手は気がつくとチュカのブラウスの中




『声だしちゃダメだよ?』





チュカは甘えたちゃん


俺は猿頭ちゃん



若いんだもん仕方ないよ
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