ケチャップのないオムライス【短編】


「それで、やっぱり彼女とは寝たの?

どうだった?

控えめそうに見えて
意外に上手かったりしてね」


私は自慢の脚を組んで言った。


彼は煙たそうな顔をして、言い返した。




「お前のそういう所が駄目だよ、


あの子はそんなこと言わねぇよ?



ちょっとは見習えば…」
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