ケチャップのないオムライス【短編】



彼にこの事を聞くと、謝られた。


親友同士だった私と千春の関係を壊してしまって、少なからず彼にも悪いことをした意識があったのだろう。



でもそんな状況を作り上げたのは私だ。

私があの時彼のことを拒否していたら…。




でも私に、彼を拒むことなど出来なかっただろう。
< 80 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop