あたしの全てを…


平日は学校だから土曜日遊ぶことになった。
プリクラ撮りたいって佳歩がいってたから
撮りにいったり、小学生がしそうな事したり
好きな人と一緒に居たら時間がこんなに経つの
早いって事を初めて知った。
もぅ帰ろっかってなった時に
俊「賢司は佳歩の事送ったって
俺はルアムの事送って行くからさ」
賢「ぉお、わかった。じゃあな!」
皆でバイバイしたあと一緒に帰った
賢司と佳歩は家がまだ近い方だけど
ルアムと俊哉は全く逆方向だった。
俊哉の家から徒歩だと一時間かかるところだった
俊哉に送って貰ったあとメールで

ル『今日は送ってくれてありがと。
少し話したい事あるんだけど
電話してもいいかな…?』

俊「ぉう!じゃ俺から電話するわ。」

ル『わかった、待ってるね…』

プルプルプルプルプルプル

ル『もしもし?俊哉?』
俊「当たり前やろ、電話しよ言うたん
ルアムじゃん。何言うてんの(笑)」
ル『そやんね、ごめんごめん。
あのさ、迷惑やったらごめんやねんけど
もしよかったら、付き合って欲しい!』
俊「なんで、俺が言う前に言うかなー
なんてな!ごめんな。俺佳歩が
まだ好きやねん。ごめん…」

沈黙…

ル『ぅうん、いいの。
気持ち伝えたかっただけやから、じゃぁ』
俊「ぇ、あぁ。ぅん、じゃあな」

ルアムは佳歩が嘘付いたんだなって思った
だから次の日から佳歩が話しかけてきても
ふざけてきてもメールしてきてもずーっと
無視し続けた結果俊哉に呼び出された。


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