女子高生始めました。
(こんな身体にさえならなきゃ、別れる必要も好きな女を泣かせることもなかったのに……)


あの黒人達を恨めしく思う。


(あいつらさえ……)


そこで、ふと否定的な気持ちになった。


薬物の関係や治安が悪いので、アメ村には近づくなって、親から散々言われてたから。


なのに、好奇心でのこのこ遊びに行ってた事は自業自得なんか……。


死ななかっただけでも、まだ良かったんやろか……。


「来週には、女子だらけの聖地かぁ……」


潤は天井を仰ぎながら呟く。
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