なんだっけ、の本
ある日ユミちゃんはまた考えてました。
昨日の夜に考えてた事なんだっけ。
大事なことだった気がするのになぁ。
ユミちゃんは思い出せません。
一生懸命考えても、ちっとも思い出せません。
「思い出せない事は、きっと大切な事じゃないんだよ。ゆっくり思い出せばいいよ。」
ユミちゃんのお父さんは、優しく言います。
あれ、でも、思い出せそう。
あ、そうだ。
今日は大切な日なんだった。
「思い出したよ!お父さん、お誕生日おめでとう!」
ユミちゃんは大きな声で言いました。
思い出せたのが嬉しくて、お父さんが笑ってくれてるのが嬉しくて、ユミちゃんは太陽のような笑顔です。
「ありがとう。ユミちゃん。」
ユミちゃんは自慢げに鼻をこすります。
お母さんがケーキを準備して、お祝いの歌を歌います。
あれ?この歌の歌詞なんだっけ。
相変わらずのユミちゃんです。
昨日の夜に考えてた事なんだっけ。
大事なことだった気がするのになぁ。
ユミちゃんは思い出せません。
一生懸命考えても、ちっとも思い出せません。
「思い出せない事は、きっと大切な事じゃないんだよ。ゆっくり思い出せばいいよ。」
ユミちゃんのお父さんは、優しく言います。
あれ、でも、思い出せそう。
あ、そうだ。
今日は大切な日なんだった。
「思い出したよ!お父さん、お誕生日おめでとう!」
ユミちゃんは大きな声で言いました。
思い出せたのが嬉しくて、お父さんが笑ってくれてるのが嬉しくて、ユミちゃんは太陽のような笑顔です。
「ありがとう。ユミちゃん。」
ユミちゃんは自慢げに鼻をこすります。
お母さんがケーキを準備して、お祝いの歌を歌います。
あれ?この歌の歌詞なんだっけ。
相変わらずのユミちゃんです。