生徒会長は人気者☆

彩side


「あー、昨日は大変だったなーっ」

私は、机に突っ伏した。


「きゃあああぁぁぁぁ!」

女子の黄色い悲鳴が聞こえた。

……誰かに肩叩かれてる…?

「んー…なぁに?」


私は、顔を持ち上げた。


「なぁ… お前、神戸彩 だよな…?」


………!


「せっ、生徒会長…!」


そこには生徒会長が立っていた。

間近で見ると、とてもカッコいい…!


顔が、だんだん赤くなっていく事が自分でも分かる。


「今日の昼休みさ、屋上に来いよ…?」


私の髪の毛を手で梳きながら、耳元で囁く。


ぴくっと私の体が反応する。


何かされるのかな…?

怖いよ…


でも、生徒会長の御命令なので行かなきゃな…


うぅぅ…

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