呪信メール
「見ぃつけた」



突然声がした。



美知が声の主を見て、




そして絶句した。


真っ黒な長い髪。


全部前に垂れているから、顔は見えない。



(どうやってここに入って来たの?)


美知は恐怖で言葉を飲み込んだ。
< 148 / 495 >

この作品をシェア

pagetop