呪信メール
すぐ近くのコンビニでタバコを買った道裕は、急ぎ足でマンションに戻っていた。



せっかくの夜だ。時間を無駄にしたくはない。


マンションのエントランスの前まで来たときだった。



『ドスッ』


「きゃぁああああああああ」
「うぉおおおおおおおおお」


嫌な音がすぐ横で聞こえると同時に、通行人の悲鳴が上がった。
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