呪信メール
目の前に女の顔。



「うひゃぁあああああああああ」



恐怖の余り、道裕は失禁した。



女の口元が笑っている。




「た、た、た、助けてくれぇ~~~~~」



ガタガタと震える身体。



「後四人……」


女はもう一度言ってから立ち上がると、ゆっくりとベランダから部屋の中に入り、そのまま玄関へと向かった。

< 171 / 495 >

この作品をシェア

pagetop