呪信メール
警察としても、正直なところこういうのが一番困るのである。



最初に担当として、現場に入った柴田は、もう一度被害者の部屋に戻った。






遺書でもあれば、自殺と断定して終わりなのだが、



被害者の少女と付き合っている少年の証言からも、友人の女の子たちの証言からも、自殺に繋がるような動機は見当たらない。
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