呪信メール
それ相応の年齢だろうに、まるで少女のような仕種。


松田は若菜に惹かれていた。



「失礼ですけど、富永さんってお幾つですか?」



「えっ? 歳がですか?」



「ええ」


「二十四ですけど」


若菜は不快な顔もせず、素直に教えてくれた。
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