呪信メール
「いや、可愛いなぁと思って」



「あっ、もしかしてバカにしてます?」



「とんでもない。素直に可愛い人だなぁと思ったんですよ」



「じゃあ素直に喜んでおきます」


若菜は嬉しそうに笑った。



「でも、カノジョがいる人に褒められてもなぁ」


若菜は悪戯っぽく笑う。


その顔に、松田はドキッとした。

< 300 / 495 >

この作品をシェア

pagetop