呪信メール
食事をしながら、楽しい会話は続く。


松田はすでに、恵理子と別れて若菜と付き合いたいと思っていた。



「そろそろ出ないと遅刻しちゃいますね」


若菜が時計に目をやりながら言った。



「そうですね。じゃあそろそろ行きましょうか」


松田は当然のように伝票を持つと、そのままレジで会計を済ませる。


その際に、若菜がお金を出そうとしたことも、松田にとっては好印象だった。
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