呪信メール
葬儀場に到着した恵理子は、真っ先に美知のもとに向かった。



棺の中に納められた親友は、化粧を施され、静かに眠っているようにしかみえない。


なのに、もう二度とその目を開けることはないのだ。




「何でだよ……。何で死んじゃったんだよ美知ぃー」



恵理子の目から涙が溢れた。
< 347 / 495 >

この作品をシェア

pagetop