呪信メール
「昨日はごめんね。やっぱりいざとなると勇気がなくて、でもエッチしたい気持ちはあるの。嘘じゃないよ。だって愛してるから」


美知がわざわざ声に出して読み始める。




「何だよオマエ。影山のくせに、男から身体を求められやがって。

何が勇気がなくて怖いんだよ! オマエみたいな女と付き合ってくれる奇特な男、

そうそういるわけないんだから、さっさと姦らせてやりゃあいいんだよ」


美知がアゴを掴んで吐き捨てるように言う。



「そんな……」
< 429 / 495 >

この作品をシェア

pagetop