呪信メール
四人が部屋を出て行くのと入れ違いに、沙良が入ってきて、少女を見ると顔をしかめた。
「酷い……」
(酷い? あなただって共犯じゃないの)
「ごめんね」
(何謝ってるのよ? 謝って許されることだとでも思ってるの?)
「沙良何やってんのよ! 行くよ!」
外から恵理子の声がする。
「あっ、うん。すぐ行く!」
沙良は外に向かって大きな声で返事をした後、
「本当にごめんね」
もう一度謝ってから、外に出ていった。
「酷い……」
(酷い? あなただって共犯じゃないの)
「ごめんね」
(何謝ってるのよ? 謝って許されることだとでも思ってるの?)
「沙良何やってんのよ! 行くよ!」
外から恵理子の声がする。
「あっ、うん。すぐ行く!」
沙良は外に向かって大きな声で返事をした後、
「本当にごめんね」
もう一度謝ってから、外に出ていった。