呪信メール
沙良が部屋を出て行って、一人残された少女。



泣きながら服を着ていると、携帯電話が鳴る。


すぐに受信メールを読んで、そしてその手が震え始めた。




『16:55[SUB]Re:愛してるわダーリン[本文]オマエ何なんだよ! ふざけてんのか!? もうオマエとは別れる! 二度と電話もメールもしてくるな!!』



何が何だか分からない。慌てて送信ボックスを見る。



自分が送った記憶のないメールが5件もあった。
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