爆走★love boy4
なぜか少し真剣な先輩の表情にドキッとして、視線を空中へと泳がせる。


「せっかくみんなが用意してくれたケーキ、もっと楽しまなきゃ」


「え? でも、もうお腹いっぱい……」


「そう?」


小首をかしげ、先輩は人差し指でクリームをすくい、それを私の首筋へとつけた。


「なにするの!?」
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